会場外のプランナーをつけると高くなるかどうかについて
- 直子 白石
- 2018年1月29日
- 読了時間: 5分

◆オリジナルウェディングに関する
1 . これからの結婚式とウェディングプランナー
結婚式のスタイルは時代とともに変わってきています。以前はまるでお城のような、日本の風景に全くなじんでいないヨーロッパ風のチャペルや白亜の建物が式場として人気がありましたが、それはひと昔前のお話で、今見ると少し古臭く感じます。
その後にきたのがナチュラルなガーデンウェディング、DIYウェディング。このあたりから徐々に、自由な結婚式が主流となってきました。このブームの全盛期には海辺や山の中での結婚式、とにかく装飾をこだわりぬいた結婚式など、目新しさ最優先の結婚式が散見されました。こういった結婚式は一見、個性があって自分たちらしいように見えるのですが、実は他人の目にどう映るかを考えた結果の結婚式で、他人の目を意識する行き過ぎた内容には心配さえ生まれ、「新郎新婦本人たちは自分に自信がないのかなぁ。。。」などと思えるものも多くありました。

今はそういった、ゲストに「どうだ!」と見せるようなインスタグラム的な、ある意味で「肩ひじを張った」ような結婚式ではなく、ゲストとの時間を真に大切にした、自然体で実(じつ)のあるパーティが人気です。そんなパーティを実現するには実施する会場もとても重要。そんな中、1つの会場に限定されてしまう式場のプランナーは他の会場の提案ができないため、非常に無理がある存在なのです。
さらにその式場には、比較的同じ好みを持つ似通った性格の新郎新婦さんが申し込まれるため、パーティの内容も似たようなものになりがちで、プランナー個人のパーティをつくる能力も成長しにくい環境といえます。
本当に、その1組にベストな会場を一緒に考え提案し、その1組にフォーカスしたパーティをつくるには、式場のプランナーでは難しいのです。それができるのは複数の会場でのプロデュース実績をもつ「フリーランスプランナー」。しかしフリープランナーは体調不良など何かあったときに困りますし、複数会場での実績があるといってもそのプランナーのスキルレベルにはバラつきがあるのが実際のところ。中には税金の申告をしていなかったり、開業を役所に届け出ていないようなフリープランナーもいます。そうなると体調だけでなく、社会的にもそのフリープランナーに何かないとは限りません。一生に一回の大切な結婚式を依頼するのですから、ちゃんと当日までエスコートできること、安心して当日を迎えられることが何より大切です。
Marriage Linkは特定の式場に属していないため、ベストなパーティプランニングができ、ベストな会場のご提案ができる点が特長です。そしてプランニングスキルの高い経験豊富なプランナーが集合していますので、1人の体調不良やスキルレベルのリスクを負うことなく安心して当日を迎えていただけるのです。

結婚式の費用が高すぎる件
ところで、たまに「会場外のプランナーをつけると費用が高くなるのでは?」というご質問を受けることがあります。フリープランナーの中には30万円を超えるような高額なプロデュース料を課す人もいるので、そういった場合には高くなってしまうこともありそうですが、Marriage Linkをはじめとする多くの良心的なプランナーの場合、この質問の答えは「NO」です。
式場の見積りにない「プロデュース料」が会場外のプランナーでは課されることが多いため、その点だけを見てのご質問だと思うのですが、実はカメラマンの写真アルバムやビデオ撮影、お花の価格など、必要なウェディングアイテムひとつひとつは式場に依頼するよりもグッと費用が抑えられます。もし同じ価格のものがあれば、会場外のプランナーが手配するものの方が必ず品質が良いものです。
これはなぜかというと、式場はそれぞれのアイテムに式場取り分の高額な利益を上乗せしているからです。価格が高くなっても、アイテムそのものの価値は変わらないので、品質に見合わない価格の高騰が起きているのが式場の現状なのです。しかも外部からのアイテム持込を禁止しているため、新郎新婦さんはその高額商品ばかりのラインナップから買わざるを得ない状況になってしまうのです。

会場外のプランナーをつけるメリット
会場外のプランナーで、アイテムの持込規制をしていない場合は、式場に直接申し込むよりも全体の費用は抑えられます。しかも会場外のプランナーは、式場がたとえ費用等について納得のいかないことを言ってきたとしても守ってくれます。病院のセカンドオピニオンのように新郎新婦さんにとって相談できる別の存在がとなりにいることで、式場の担当者もより気持ちが引き締まり対応も変わることでしょう。
これからは会場外のプランナーが主流になる時代。なぜならこれが新郎新婦さんにとってベターだからです。欧米では昔からこのスタイルです。もしも会場外のプランナーについて不安なことがあれば、お気軽にMarriage Linkまでお問合せくださいね。
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◇photo by martha stewart




